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 ナイス 分譲マンション「アルシア溝の口」

インフォメーションセンターに住まい探し店舗を併設

 

 本日(7月30日)、他の記事で「仲介店舗の展開が変わってくる」と書き、ナイスの事例を紹介したら、早速、同業の記者からナイスのニュースリリースを知らされた。仲介店舗ではなく、ナイスの分譲マンション「アルシア溝の口」のインフォメーションセンター内に、住まい探しの店舗「すてき住まいの情報館」を設置するというものだった。

 リリースによると、「お客様のなかには、新築分譲マンションに限定して住まい探しを始めたものの、最終的には中古物件を購入してご自分の理想に合った仕様へとリフォームするほうが、ニーズにマッチしたという方も見受けられます」とし、「すてき住まいの情報館」は、「当該物件にかかわらず、マンション・一戸建住宅の新築、中古、リフォームなど、お客様のさまざまなニーズに応じた住まい探しをサポートします」とあった。

 このため、「すてき住まいの情報館」には、仲介営業部溝の口センターの営業担当者3名を派遣、同社が分譲中のほかのマンションや、流通物件、リフォームや賃貸の相談なども受けるとしている。

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 なるほど。仲介店舗のあり方が変われば、分譲マンションの販売事務所だって変わっていいはずだ。マンションの販売事務所だって設置するには数千万円どころか億単位の経費がかかり、販売が長期化すれば1年、2年もかかる。販売事務所の効率化を図るには言い考えだし、ナイスのように地域に特化しているところは分譲の販売事務所と仲介店舗の展開による相乗効果も大きいだろう。

(牧田 司 記者 2010年7月30日)