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 野村不動産HD 平成23年3月期第1四半期決算

マンションの売上が減り大幅減収減益

 

 野村不動産ホールディングスは7月29日、平成23年3月期第1四半期の連結決算を発表。売上高は584億円(前年同期比43.5%減)、営業利益は45億円(同73.8%減)、経常利益は7億円(同94.6%減)、四半期純損失は5億円(前年同期の純利益は71億円)となった。

 セグメント別では、「住宅分譲部門」の売上高は21,434百万円(前年同期比66.8%減)、営業損失は2,144百万円(前年同期は営業利益10,870百万円)。大幅な減収となったのは、前年同期は高収益かつ大規模の分譲マンションの売上計上が集中したため。販売は順調に推移しており、契約済未計上残高は2,469戸(前年同期比1,229戸増)となっている。

 「ビル事業」の売上高は22,054百万円(同4.7%減)、営業利益は5,209百万円(同6.5%減)。

 「資産運用開発事業」の売上高は7,808百万円(同20.9%増)、営業利益は2,043百万円(同43.4%増)。

 「仲介・販売受託事業」の売上高は4,736百万円(同25.7%減)、営業利益は391百万円(同185.3%増)となった。売買仲介部門における取扱件数及び取扱高が増加した。

通期業績予想は売上高 4500 億円(前期比 3.6 %増)、営業利益 350 億円(同 10.9 %減)、経常利益 180 億円(同 24.9 %減)、当期純利益 70 億円(同 50.2 %増)を見込んでいる。

(牧田 司 記者 2010年7月29日)