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「工務店復権元年」の年に

ジャーブネット第11回全国大会


記者会見する宮沢主宰

 

 わが国最大のホームビルダーネットワークの「ジャーブネット」(主宰:宮沢俊哉アキュラホーム社長)は7月7日、「第11回ジャーブネット全国大会」を約500人の関係者を集めて都内のホテルで行った。

 大会前に宮沢主催は記者発表を行い、アキュラホームとジャーブネットの最近の動きについて説明した。アキュラホームは、厳しい環境下、前3月期は16期連続して増収を達成したが、今期はほぼ横ばいの売上高316億円(前期比102%)を目指すと語った。

 ジャーブネットも、廃業・倒産が相次ぐ厳しい中小工務店の現状を説明、「量より質」の組織づくり力を注いだという。注力した長期優良住宅の取り組みは、会員の千田工務店(岩手県)、CLE総合研究所(千葉県)、マルモホーム(静岡県)、柳屋建設(長野県)の4社が県下ナンバー1実績をあげ、 54 %の都道府県でベスト5入りを達成したことを報告した。

 今年度は、力を入れているデザイン力の向上、コスト削減、顧客感動、リーディングプロジェクトの強化、エコ住宅への取り組みなどについて語った。

 そして、今年度は「工務店復権元年」として位置づけ、永代続く優良ビルダー集団を目指すと締めくくった。

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 記者は、他の取材もあり最後まで大会を取材することができなかったが、毎年行われている優秀企業や個人の表彰に、これまで取材させていただいた企業や個人の方々10社(人)ぐらいが名を連ねていたのをうれしく思った。しっかりした哲学を持っていらっしゃるから表彰されるのだろう。


大会会場(椿山荘で)

(牧田 司 記者 2010年7月9日)