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東京建物「Brillia 武蔵小杉」

新駅開業控え来場増える


「Brillia 武蔵小杉」(同社物件ホームページから)

 

  今年3月開業を間近に控えたJR横須賀線新駅「武蔵小杉」駅から徒歩5分のマンション「Brillia 武蔵小杉」が人気を集めそうだ。売主は東京建物(事業費率50%)、伊藤忠都市開発(同49%)、東京機械製作所(同1%)の3社。モデルルームオープンは1月9日。これまで来場者は約300組にのぼっている。販売開始は2月下旬。

 新駅が開業すると、乗り換えなしで東京駅へ17分、渋谷へ13分、新宿へ18分となる。在来線利用と比べ東京へ10分以上、新宿へ7分ぐらい時間短縮される。

 物件は、東急東横線・目黒線・ JR 南武線武蔵小杉駅から徒歩2分、川崎市中原区新丸子東三丁目地区土地区画整理事業地内に位置する20階建て全131戸の規模。専有面積は約63〜98平方b、予定価格は5,000万〜9,200万円(最多価格帯6,100万円台)、設計は日本設計、施工は鴻池組。竣工予定は平成23年8月。

 免震・二重サッシ、全戸南面バルコニー、ワイドスパン、3戸1・4戸1エレベータなどが特徴。御影石のキッチン天板、標準装備の食器棚、グレード感のある建具・面材の採用など、全体的な設備・仕様レベルも高い。

 敷地南側に建つ超高層タワーマンションの日影が気になるが、冬至日でも真夏日でも大きく影響を受けるのは午後1時から2時の1時間ぐらいで、販売のネックにはなるがそれほど影響を受けないかもしれない。

 同駅圏では、他のタワーマンションが分譲中で、これからも3物件以上のタワーマンションが建つ予定だが、同マンションは割安感もあり、駅近の利便性から早期完売する可能性が大きい。広域集客もできているそうだ。

(牧田 司 記者 2010年1月21日)