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　野村不動産は5月3日、1999年から取り組んできたオーダーメイドマンションが供給10年目を迎え、100棟目のプロジェクト「プラウド山手町」（横浜市中区・総戸数18戸）の開発に着手したと発表した。

　第1号物件の「深沢ヒルズ」（世田谷区深沢、総戸数14戸、2000年１月竣工）の供給を開始して以来、オーダーメイド対応マンションの棟数は首都圏で販売したマンションの約３割に達し、現在1,700戸を超える。

　オーダーメイドでの多い要望（カッコ内の数値は平成21年度オーダーメイド実績による割合）として、�@間取り構成の要望（86％＝リビング・ダイニングを広く、リビングと連続した個室、主寝室に書斎コーナーを設けるなど）�A収納関連の増設要望（71％＝システム収納を壁一面に設置、広い納戸やウォークインクローゼットの設置、布団を収納する押入の設置など）�Bキッチン周りの要望（50％＝よりオープンなキッチン、リビングから独立したキッチン、パントリー（食品庫）などの収納が欲しい）などをあげている。

　オーダーメイドを行なった際の追加金額は約80〜200万円、打合せに要した期間は約３週間〜２カ月。

　「プラウド山手町」は、JR京浜東北線石川町駅から徒歩９分、横浜市中区山手町に位置する3階建て18戸。専有面積は約76〜93平方�b、最多価格帯は7,600万円台。引渡し予定は平成23年3月下旬。販売開始は平成22年6月5日。設計・監理は大豊建設、ＩＡＯ竹田設計、施工は大豊建設。