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戸建てのよさ取り入れたポラス「ライフピア新越谷7」


「ライフピア新越谷 7 」完成予想図


 ポラスグループの中央住宅が近く分譲開始する「ライフピア新越谷 7 」を見学した。いかにもハウスメーカーらしい戸建てのよさを取り入れたマンションだ。

 物件は、東武伊勢崎線新越谷駅から徒歩9分、又はJR武蔵野線南越谷駅から徒歩10分、越谷市七左町に位置する7階建て43戸の規模。専有面積は約45〜91平方b、価格は3,500万円以下が半数以上となる模様で、坪単価は163万円。竣工予定は平成23年2月下旬。施工は埼玉建興。販売代理は東京中央建物。

 現地は、区画整理事業が完了した人気の高い住宅街の一角にあり、大型ショッピングセンター「ピアシティ」に近接。地元ではよく知られている「富士中学校」と「南越谷小学校」にも近い。

 東・南・西の3方が道路であるため、1階部分のプライバシーを確保するためにプランに工夫を凝らしているのが特徴だ。道路と専用庭の間には高さ約2メートルのスリット付きの壁を設け、テラスとリビングとの間はタイル敷き(オプション)とし、同じタイル敷きのリビングとフラットサッシで結ぶことで一体利用できるようにしている。リビングの天井高は2,800ミリとし、ダイニングとは約40センチの段差を設置、スキップフロアとしている。

 また、同社の戸建てがそうなっているように、コーナー壁の角は巾木も含めてアール状の面取りを施し、子どもがぶつかっても大きな怪我などをしないように配慮している。引き戸はソフトクローズ機能付きとしている。二重床・二重天井も採用。

モデルルームをオープンしてから4週間が経過しているが、毎週約20組の来場者を集めている。販売担当者は、早期完売に慎重な構えを見せていたが、記者は早期完売すると見ている。

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 東武伊勢崎線沿線は、破たんした中堅デベロッパーの物件の再販物件などがたくさんあり、値下げが日常茶飯化しているが、同社にはしっかり造り込みを行い、「値段は多少高いが、ものがいい」という評価をユーザーからえられるようなマンションを造ってほしいと思っている。昨年見学した「ライフピア新越谷」のレベルも高かった。

  
テラスと一体利用が可能なリビング             スキップフロアのダイニング・リビング

(牧田 司 記者 2010年6月1日)