ダイニング付きキッチンの新提案
ポラス 「ライフピア戸田芦原」
ダイニング付きキッチン（モデルルーム）
ポラス中央住宅が２年振りに分譲しているマンション「ライフピア戸田芦原」を見学した。
物件は、 JR 埼京線北戸田駅から徒歩6分、戸田市大字新曽字芦原に位置する10階建て全29戸。専有面積は約65～75平方㍍、現在分譲中の住戸（13戸）の価格は3190万～4280万円、坪単価は175万円。竣工予定は平成23年1月下旬。設計・監理はジェイ・ディー・エス一級建築士事務所、施工は南海辰村建設。
現地は、区画整理事業が進んでいる地域の一角で､近くには、平成15年にエコスクールパイロット事業として認定された認可された「芦原小学校」がある。同校は2005年の「彩の国景観賞」を受賞したように学校とは思えない外観デザインが特徴でもある。
プランは、1フロア3住戸で、それぞれ7.1、8.65、6.8メートルのワイドスパンである点と角住戸比率が65％であることが特徴だ。
いかにもハウスメーカーらしいダイニング付きキッチンの提案が面白い。1台の電気自動車のカーシェアリングの提案を行い、電気自動車対応の駐車場も3台分設置している。洗面ガラスは曇り止め機能付きで､サッシは傷がつきづらい新製品を採用している。
既に10戸を超える申し込みがあり、単価もリーズナブルであることから早期完売が期待できそうだ。
それにしても戸建て分譲が好調で、年間に2,000棟近くの売上がある同社が分譲マンションは2年ぶりとはいかにも寂しい。戸建ての土地情報とともにマンション適地の情報も入るはずだから、せめて年に1～2棟は供給して、〝ポラス〟ファンにマンションのメニューを加えてもいいのではないかと記者は考える。
外観 キッチン
（牧田 司 記者 2010年4月23日）