RBA HOME> RBAタイムズHOME >2010年 >

　リストの「リストレジデンス西日暮里 壱番館・弐番館」を見学した。販売はゴールデンウィーク明けからで詳細は未定だが､西日暮里駅から徒歩10分で坪単価は210万円ぐらいというから、圧倒的な割安感のあるマンションだ。

　物件は、JR山手線・京浜東北線西日暮里駅から徒歩11分、または東京メトロ千代田線西日暮里駅から徒歩9分・京成本線新三河島駅から徒歩4分の荒川区西日暮里6丁目に位置する15階建て全135戸の規模。専有面積は約49〜75平方�b、価格は未定だが､坪単価は210万円ぐらいになる模様だ。竣工予定は平成23年4月下旬（壱番館）・8月上旬（弐番館）。設計・監理はイクス・アーク都市設計、施工は埼玉建興。

　現地は、明治通りに面しており､用途地域は商業地域・準工地域だが、工場などの嫌悪施設はほとんどない。敷地南側も開けている。外観デザインがいいマンションだ。白のタイルを基調とし、ルーバーアルミ手すりとガラス手すりを組み合わせたシャープなデザインとなっている。プランは、北向き住戸は専有面積が49〜50平方�b台のコンパクトが中心で､ファミリータイプの南向き、南西向き住戸は採光にも工夫がなされている。

◇　　　　　◆　　　　　◇

　最近、日暮里や西日暮里駅圏のマンションを取材したことはないが、2年前のピーク時では駅近だと坪300万円を突破していた。同社のマンションは徒歩10分だが、坪210万円はいかにも安い。50平方�bのコンパクトタイプは3,000万円を切るものもありそうだ。ファミリーでも4,300万円ぐらいが中心となりそうだ。

　マンションギャラリー統括所長・杉山正樹氏は「当社は、もともと完成在庫が少ないのですが､現在はほとんどありません。竣工したばかりの『上大岡』（三井不動産レジデンシャルとのＪＶで全346戸の駅前再開発タワーマンション）は残りわずかですし、『辻堂』（駅直結の鈴木エドワード氏がデザイン監修した全126戸）も好調ですし、『本厚木』（全140戸）も『港南台』（全51戸）も『センター南』（全91戸）も完売しました。この物件も年内完売を目指しています」と語った。