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小手指駅前の一等地 

三井不動産レジデンシャル・西武鉄道・東京建物

「小手指タワーズ」 6月分譲


「小手指タワーズ」完成予想図


 三井不動産レジデンシャル(事業比率45%)・西武鉄道(同45%)・東京建物(同10%)の3社JVの駅前複合ツインタワーマンション「小手指タワーズ」のモデルルームを見学した。

 物件は、西武池袋線小手指(こてさし)駅から徒歩1分(敷地入り口まで)、所沢市小手指町1丁目に位置する「エバースカイタワー」(23階建て全210戸、うち店舗などが9戸)と「ディアスカイタワー」(27階建て全182戸、うち店舗などが9戸)の2棟からなる全392戸(分譲戸数は374戸)の規模。専有面積は約60〜112平方b、価格は未定だが74平方bで3,000万円台〜4,000万円台の予定。竣工予定は平成24年2月下旬。施工は三井住友建設。販売代理は三井不動産レジデンシャル、西武プロパティーズ、東京建物不動産販売。販売は6月上旬の予定。

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 最大の特徴は、西武池袋線始発駅小手指駅前の商住複合ツインタワーマンションという点だ。駅前と物件はペデストリアンデッキで結ばれる。

 小手指は、西武鉄道と西武プロパティーズ(前西武不動産)が中心となって40年前から区画整理の手法で住宅地として開発を進めてきたところだ。現地は最後に残されていた一等地。南西側からは富士山も一望できる。少し足を伸ばせば、三井アウトレットパーク入間、所沢航空公園、西武ドーム、狭山湖、多摩湖などの商業・レジャー施設も揃っている。

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 基本性能、設備仕様も沿線では水準以上だろう。モデルルームになっている 74 平方bのプランは、引き戸が多用されているのが特徴だ。細かいことだが、引き戸は閉めたときの音や跳ね返りがないように工夫が凝らされている。

 最上階のプレミアム住戸(112平方b)はオプションだがとくに仕様レベルが高く、ビューバス付き。リビングダイニングの天井高は2700ミリ。天然御影石もふんだんに用いられている。

 デザイン監修は三井不動産レジデンシャルや東京建物のマンションではお馴染みの光井純氏。

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 埼玉西武ライオンズファンの記者としては、ライオンズの選手にもお薦めのマンションだ。今は分からないが、かつて小手指には田淵選手を始め何人も西武の選手が住んでいた。自分で住むもよし、資産として所有するのもいい。マンションギャラリーの受付には渡辺監督のサイン入り色紙も置かれていた。

(牧田 司 記者 2010年4月12日)