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　関西圏で集客のすごさが話題になっている住友不動産・関電不動産の大規模タワーマンション「MEGA CITY TOWERS（メガシティタワーズ）」を見学した。大阪府八尾市龍華町で建築中の41階建て総戸数1,499戸の規模で､昨年10月下旬にモデルルームをオープンして以来、約2,400組の来場者を集めており、8日から登録開始される1期 180戸はもちろん、追加販売として50戸から100戸が予定されている。

　物件は、 JR 関西本線久宝寺駅から徒歩１分、大阪府八尾市龍華町１丁目に位置する40階建て「THE WEST」・41階建て「THE EAST」 の全1499戸のツインタワー。8日から登録が始まった1期180戸の専有面積は約57〜95平方�b、価格は2,490万〜5,290万円（最多価格帯3,000万円台）、坪単価161万円。竣工予定は平成23年２月下旬（THE WEST）、平成25年１月下旬（THE EAST）。設計・施工は清水建設。

　大阪府が内陸部の「新都市拠点」を創出することを目的に開発された約24.6haもの広大な再開発エリア「大阪竜華都市拠点地区」に位置し、八尾市のコンペに応募した11グループの中から当選した住宅・商業複合プロジェクトだ。1,499戸の規模は西日本最大級という。

　駅とペデストリアンデッキで直結され、1・2階には商業施設、認可保育所、クリニックモールゾーンを併設。隣接の八尾市立病院ともデッキで直結される。九宝寺駅からは天王寺・難波まで数分。平成30年に全線が開通予定のおおさか東線で新大阪へも乗り換えなしでつながる。

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　現地のマンションギャラリー所長を務めるのは、住友不動産の名古屋や仙台支店長などを歴任している奈良県生駒市出身の西向良夫氏（59）だ。「周囲のマンションは坪単価130万円が相場ですが、この単価でこの集客力に業界関係者はみんな驚いています。1期180戸どころか、50戸、100戸の追加販売も大丈夫。何しろここは私の地元。自分が志願して担当にしてもらい、この1年間、ずっと準備に終われていましたが、その甲斐がありました」と舌も滑らかだ。

　ただ、戸数が戸数だけに西向氏は「何しろ八尾市は年間300戸というのがマーケット。全てのマーケットを当社が吸収するとしても5年間分ですから」と、今後の販売には楽観もしていない。単身者・DINKSからファミリーまで各層の反響があり、奈良方面からの集客も出来ているというのを武器に早期完売を狙う。

　モデルルームも見学したが､首都圏のタワーマンションと比べても専有部分も共用部分も引けを取らないマンションとみた。それにしても大阪の南玄関へ6分という立地で坪161万円とは…大阪が安すぎるのか東京が高すぎるのか…。