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フージャースコーポ 自社開発再開第一弾

「デュオヒルズ千葉椿森」


「デュオヒルズ千葉椿森」完成予想図


 フージャースコーポレーションの「デュオヒルズ千葉椿森」を見学した。リーマンショックの影響で自社開発マンションを中断していた同社が、販売代理や買取再販などが好調なことから自社開発を再開して分譲する第一弾だ。

 物件は、JR総武線千葉駅から徒歩13分、または千葉都市モノレール千葉公園駅から徒歩3分、千葉市中央区椿森2丁目に位置する6階建て全54戸の規模。専有面積は約76〜100平方b、価格は未定だが、坪単価は138万円になる模様だ。竣工予定は平成22年11月下旬、施工は川口土木建築工業。販売開始は4月末か5月上旬。

 最大の特徴は閑静な住宅街に立地している点だ。現地は、千葉県職員住宅跡地。周囲はほとんど戸建ての閑静な住宅街。椿森中学へは徒歩1分。千葉医療センターへ2分。千葉公園駅に隣接した千葉公園には徒歩3分だ。市役所や県庁まで歩こうと思えば歩ける距離だ。

 椿森エリアでは10年ぶりのマンション供給ということだから、比較しようがないが、単価138万円というのはいかにも割安感がある。千葉駅周辺にも競合物件はない。


「デュオヒルズ千葉椿森」エントランス(完成予想図)

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 取材を終えて帰るとき、千葉公園駅近くの傾斜地にニラ科の野草で、「ベツレヘムの星」という別名を持つハナニラが群生していた。可憐な花だ。ティッシュを水でぬらし、花をくるんで会社まで持って帰った。

 千葉駅から徒歩13分の閑静な住宅街でもあり、自然が満喫できるところにこのマンションは建つ。同社のパンフレットには「静寂の椿森に住まう」というキャッチコピーが用いられていたが、この地で暮らすことでどのような生活ができるかをしっかり訴えきれれば、間違いなく早期完売できると見た。


千葉公園駅の近くで咲いていたハナニラ

(牧田 司 記者 2010年4月6日)