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積水ハウス 田口、土壇場で同点弾 逆転サヨナラ勝ち

　　
サヨナラ勝ちした積水ハウス東京　　　　　　　　　　　　　　同点弾を放った田口　　　　　　　　　　　　　

ミサワ　　席打安点
�C　岡　崎４ １ １ ０
�D　田　中４ ３ １ ０
�B　保　田３ ２ ０ ０
�E　平　岩３ ３ ２ １
�A　鈴　木３ ３ ０ ０
DH 内　村２ ２ ０ ０
打　相　田１ １ １ ０
�G　古　内３ ３ １ ０
�F　後　藤２ １ ０ ０
打７古　川２ １ ０ ０
�H　桜　井２ ２ ０ ０
打９藤　原１ １ ０ ０
振球犠　　…………
６ ６ ０　　2923 ６ １
……………………
積　水　　席打安点
�G　坂　本３ ３ １ ０
�E　植　田３ ３ １ ０
�@ 中村純３ ３ １ ０
�F 中村亮３ ３ ０ ０
�H　田　口３ ３ １ １
�D　福　瀧３ ３ ０ ０
�C　田　中３ ３ ０ ０
�A　山　本３ ３ ２ ０
�B　堀　田３ ３ １ ０
振球犠　　…………
５ ０ ０　　2727 ７ １
……………………
投　手　回安振球責
渡　部　 ７ ７ ５ ０ １
……………………
中　村　 ７ ６ ６ ６ １
本塁打 田口
２塁打 山本

　中村純投手は初回に３安打で１失点したが、２回以降は低めにキレのいい変化球を集め相手打線を翻弄。３安打に抑えた。山本捕手も３度盗塁を刺し、２塁走者を牽制で刺すなど中村純投手を盛り立てた。

　ミサワホームは何とも悔やまれる敗戦。初回、先頭打者の岡崎が安打で出塁、２盗に失敗したが、２番田中と３番保田の死球で１、２塁の好機を作り、続く平賀の内野安打で１点先制。その後は、四死球の走者を出しながら盗塁死や牽制死など攻めあぐねた。

　渡部投手は初回に３安打されたが、その後は６回まで２安打に抑えていたが、７回、まさかの本塁打を浴び、最後は失投に泣いた。鈴木捕手は相手山本捕手と同様、２つの盗塁を阻むなど好守備が光った。

サヨナラ決勝打を放った積水中村亮

○堀田監督　田口とバッテリーに尽きる

○中村純　山本のリードがよかった。いつも通りの出来

○田口　その前の２打席はバットに１つも当たらなかったので、ホームランを狙っていた。打ったのはチェンジアップ。片手で運んだ（球は中堅前に落ちたが、大きくはずんで中堅手の頭を超えたのも幸運だった）

○中村亮　４番なので、前打者が敬遠されたのは、ずいぶんなめられたと思った。打ったのは真ん中のストレート。ストレートしか打てない。その前の２球がカーブ（ボール）だったので、ストレートが来ると思った

●内村監督　よく頑張った。チーム再建の第一歩が記せた。投手はもう１枚ほしかった。

●古内　積水ハイム戦の記録は１安打になってましたが、２安打ですから（訂正します。この日は３打数１安打）

悔やまれる渡部の失投 　ストレートが真ん中に

ミサワホーム東京　渡部投手


鈴木捕手

　延長サドンデスで中村亮にサヨナラ打を浴びたミサワ渡部投手にとっては何とも悔やまれる１球になった。７回まで与えた四死球はゼロ。ほぼ完璧の投球を見せていた。

　延長サドンデスで同点とされ、なおも２死２、３塁の場面で、チームが選んだのは３番中村純の敬遠。記者も正解だと思った。中村純は初回に２塁打を放つなど当たっているように思えた。対する４番の中村亮は三振を含む３打数無安打に抑えていた。１、２球とも外角にストレートを決めた。勝負球はカーブだろうと思ったが、２球続けてボール。 5 球目、鈴木捕手は内角にミットを構えた。前２打席と同様、厳しくコーナーを突いて詰まらせようと判断したのだろう。これも正解か。しかし、無情にも球は真ん中に入り、サヨナラ打を浴びた。

　野球に��たられば�≠ﾍないが、あそこでもう一つ外にカーブ、スライダーを投げる選択肢もあったのではないだろうか。42歳のベテランには酷な注文か。

ミサワホーム　応援団