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旭化成ホームズ北寒寺のレベルの高さ証明

WBC韓国1番打者が同じ戦法


初回、先頭打者として初球をバント安打した北寒寺

 

 本日18日のWBC日本−韓国戦で、韓国の1番打者が先日16日のRBA総合決勝戦で旭化成ホームズ北寒寺選手と同じ戦法を取り、日本を破るきっかけを作った。韓国選手が先日の試合を見ているはずはないが、図らずも北寒寺選手のレベルの高さを再確認させた。

 韓国の1番打者は初回、制球が定まらないダルビッシュから安打を放つと、次打者の初球に盗塁を決めた。バッテリーの油断を誘ったものだった。この回、韓国は3点を先取。結局4−1で日本を破った。

 一方、16日に行われたRBA野球では、旭化成の北寒寺選手は初回、初球にセーフティバントを決め、次打者の初球で盗塁。3盗も決めた。自らは得点できなかったが、2点を奪うきっかけを作り、勝利に貢献した。

 セーフティバントは監督のサインではなく、自らの判断で行ったものだ。試合後、鈴木監督もほめていた。

 記者は、北寒寺選手こそ走好守揃ったRBAを代表する名選手だと思っているが、まさか韓国の1番打者が同じ戦法を取るとは夢にも思わなかった。韓国選手にみすみす盗塁を許した日本のバッテリーはその程度のものかとは思いたくない…。北寒寺選手の技術がプロレベルに達していると考えることにしよう。


北寒寺選手

 

(牧田 司 記者 平成21年3月18日)