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ムーディーズも真っ青 記者の格付け能力 高さ証明!?

日曜ブロックは100%的中 水曜は大波乱で66%

 的中率は日曜ブロックが100 %、水曜ブロックは 66 %――記者は5月28日付で別掲のレーティングを発表したが、1回戦の試合結果はレーティング通りに決まったかどうかを検証してみた。

RBA開幕目前 全チームのレーティング発表!(5/28)

 

記者のレーティングと試合結果
○がレーティング上位チームの勝ち●が負け△が同じレーティング
【日曜ブロック】
○三井不動産RD(63) 3−7 サンフロンティア不(70)
○旭化成リフォーム(83) 5−1 三菱地所(62)
○東電不動産(84) 3−2 三井不動産(68)
○清水建設(75)  26 −1 東京建物(50)
○安田不動産(75) 0−9 タイセイ・ハウジー(60 ⇒85)
△三井不住宅リース(58) 4−5 テーオーシー(58)
△コスモスイニシア(58) 0−6 三井不住宅サービス(58)
○住友不動産(55) 1−4 ポラス(82)
○三井不動産販売(81) 0−3 トーシン(84)
○第三野球部(40) 0− 19  鹿島建設(60)
○菱重エステート(65)  10 −1 平和不動産(55)
○伊藤忠アーバン(53) 2−4 ミサワホーム(58)
【水曜ブロック】
●三菱地所ホーム(50) 5−4 ナイス (62)
○長谷工アーベスト(60) 5−9 日神不動産(78)
●オークラヤ(83) 2−3 みずほ信不販(75)
○セキスイハイム不(58) 1−3 大和ハウス(66)
○ちばリハウス(78) 5−2  ミサワ東京神奈川(65)
○住友林業(83) 2−1 積和不動産(65)
○ベンハウス(50) 1−4 野村アーバン(72)
●三井リハウス東京(62) 2−1 東急リバブル(84)
○モリモト(61) 6−2 すみしん不動産(55)
●リスト(85) 5−6 伊藤忠ハウジング(65)
○住友不販(82) 7−4 三菱 UFJ 不販(70)
○東建不販(50) 5−7 積水ハウス千葉西(62)
○野村リビング(75) 2− 11  スウェーデン(82)
●東京セキスイ(60) 6−9 ミサワ東京(53)
○コスモス横浜(84) 5−3 オープンハウス(75)

 

伊藤忠を過小評価したのは記者のミス リハウスも格上げ

 日曜ブロックは12試合のうち、同じ格付け同士の対決となった2試合を除く10試合全てがレーティング上位のチームが勝ち、的中率は何と100%。記者の格付け付与能力の高さをまざまざと見せ付けた。ムーディーズも真っ青だろう。競馬予想だったら万馬券どころか10万馬券だろう。(60点のタイセイ・ハウジーが75点の安田不動産を破ったが、タイセイは29日に85点に格上げ)

 記者の格付け通りに駈けてくれた、いやプレーしてくれたチーム、選手諸氏に感謝したい。

 ところが、水曜ブロックは15試合のうちレーティング上位のチームが勝ったのは10試合で、的中率は66%。競馬予想ならこれでも神がかり的な的中率だが、記者はどうしても納得できない。どうしてレーティング通りにならなかったのか、総括(言い訳)してみた。

 もっとも予想を狂わせたのはリストを破った伊藤忠ハウジングだ。リストのレーティングは85点。一方の伊藤忠は65点。その差20点もあった。勝敗は火を見るより明らかだ(と思った)。

 予想を狂わした第一の理由はリスト八筬が投げなかったこと。八筬が投げないことなど全然考えなかったことが最大の敗因だ。(佐藤でも舟山でもリストは勝つとは思ったが…)

 もう一つの理由は、伊藤忠面高監督の事前のコメントを過小評価したことだ。監督は確かに投手と捕手を補強したと語っていた。記者は、これは法螺だと判断した。監督はビッグマウスだからだ。これが間違いだった。かつての主砲杉山も相当練習を積んでいるようだ。レーティングを修正しなければならなくなった。79点に格上げだ。

 62点の三井リハウス東京も、84点の東急リバブルを破り大波乱となった。今でもリバブルの敗因が分からない。リハウスが大敗を喫すると思い、試合もよく見ていない。「リハウスは惨敗も」と書いた記事がリハウスナインの闘争心に火をつけたのは確かだろうが、絶対能力が劣ると思った。大京やリバブルなどの大物を食ったのもかつて昔≠セ。ムラ馬≠セから、レーティングの変更は必要ないが、両投手の好投と平賀の守備力を買って5点ボーナス点を付与する。

 リバブルは過大評価していたかもしれない。投手力には不安があるが、それ以上に打撃不振が深刻だ。山田、岡住も衰えた。レーティングを3点下げる。

 75点のみずほ信不動産販売が83点のオークラヤ住宅を破った試合は、予想は狂ったとはいえ想定内。双方が打てないと思っていた。失策が勝敗を分けると思っていた。その通りの展開になった。予想外だったのは、拙守のみずほ並みにオークラヤの守備がまずかったことだ。双方ともレーティングを修正しなければならないかもしれないが、一度決めた格付けを修正するのは記者の沽券にかかわる。現状のままにする。

 62点のナイスが50点の三菱地所ホームに敗れたのも相当ショックを受けた。ナイスのレーティングに誤りはないが、三菱地所ホームを過小評価したかもしれない。 3安打猛打賞、4打席出塁した鈴木監督のやる気を法螺だと判断したのは間違いだった。本人の投手力は変更する必要がないが、2番手の小沢がいい。レーティングを55点に引き上げ、さらに本業での頑張りを評価して60点に格上げする。

 53点のミサワホーム東京が60点の東京セキスイハイムを破った試合は見ていないので何ともいえないが、点差は8点だから、これぐらいの逆転劇は想定内。格付けの変更はしない。

 変更しなければならないのは東京建物不動産販売だ。水曜ブロックで最低評価の50点としたが、10点プラスする。間違いなくチーム力が一変している。

 次戦以降も、記者のレーティング付与能力の高さが照明されることを祈りつつ、覆すチームが現れることも期待しよう。

 

(牧田 司記者 6月20日)