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「旭化成ホームズを倒すのはうちだ」

東急リバブル大槻監督

 

 総合優勝3回、水曜ブロック優勝4回の東急リバブルだが、17回大会に総合優勝して以来この3年間は4強入りも逸している。それでも毎年のように優勝候補に上がるのは、やはり底力があるからだ。今年も王者・旭化成ホームズを倒す力があるのはこのチームだ。今年の戦い方について大槻俊彦監督(43)に聞いた。

 「新人は 5 〜6人いるが、宅建取得が優先されるから、今年の戦力には数えていない。しかし、今年3年目の河路、紙谷、吉田らが参加できるようになった。層は厚くなった。練習の始動も早めに行っている。準備万端。早くやりたい」と意欲的だ。

 なかなか優勝できないことについても、決して戦力が落ちているわけでないと力説する。「確かに旭化成ホームズさんは強いが、旭化成ホームズさんをこの5年間で破っているのはうちだけ。毎年のように好勝負している。戦力が劣っているとは思っていない。選手はみんな円熟期に入った。人間的にもみんな成長している。負ける理由がない」と強気だ。

 弱点と思える投手力についても「遠藤が中心になる。彼は投手出身ではないが、うちはこの20年間、投手を育てて戦力アップを図ってきたチーム」と、一向に気にしていない。

 「今年は古屋がキャプテンで、副キャプテンは河野。岡住? 彼には、もう40歳を超えたのだから、RBAに集中して欲しいと伝えてある」という。

 大槻氏は 32 歳のとき監督に就任して10年が経過した。本業では、今年から渋谷センターに戻り、いかに販管費を抑制し、効率的なマンションの売り方ができるかを模索する新しい仕事に就いている。

 

(牧田 司記者 5月25日)