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2年連続悔しい思い 今年こそリベンジだ 東電不動産


左から原田、鳥海、小野、篠宮の各氏(お店の方と仲良く)

 

 「まさか、昨年はリパークさんに負けるとは夢にも思わなかった。清水なんか目も当てられないほど落ち込んだ。飯塚は泣いていた。今年はリベンジしようと思っていたら、肝心のリパークさんがいなくなっちゃった」――こう語るのは、東電不動産の野球部長、経営企画部経営管理グループマネージャー課長・原田隆之氏。

 同社は昨年、あと一歩で東京ドームという準決勝戦でリパーク北地にまさかの逆転3ランを食らい3−4で敗れた。打たれたのはエース清水。飯塚が捕手だった。東電はその前年の19回大会でも、ケンコーポに初回に2点取られ決勝進出を阻まれた。

 それだけに今年は必勝を期している。同社サービス事業部サービス統括グループの小野晋一監督に聞いた。「合併した東新ビルディングは、選手を見ていないので分からないが、『期待しないで』といわれている。戦力アップはないが、清水、篠宮に次ぐ3枚目が見つかった。左で牽制はうまい。リパークの北地さんタイプ。昨年の悔しさ忘れていないのでリベンジしたい」

 他の主力メンバーについては、「田中、古内、飯塚はやる気ですよ。ただ、飯塚は新婚ボケが怖い」ようだ。

 安定感抜群の2番手投手、東電用地の経営企画部情報企画グループ副長・篠宮淳一氏は「僕はもう落ち目。守るとこない」と謙遜するが、小野監督の期待は大きい。

 レギュラーが確保できるかどうかの線上にいる同社野球部のスポークスマン、スーパー銭湯事業グループの鳥海真徳氏は、「僕より大橋がいい」とライバルの出来を気にしていた。

◇     ◆     ◇

 取材は、同社のある京橋の明治屋横通りにあるスナック「静香」で、飲みながら行った。メンバーの行きつけの店で、テレビで野球観戦できる店だ。

 最初はしっかりメモを取っていたが、記者が贔屓の西武が負けていることもあって(この日まで3連敗中。お開きの段階でサヨナラ勝ちしたことを小野監督から聞いたが)、酒の量が増えるのにしたがってメモの数が減り、自分でも判読不明のミミズの字になっていった。「大橋は田中より上」だとか「ごますりは通用しない」「もう1人秘密兵器がいる」などが飛び交ったようだが、今では何のことだったか思い出せない。

 お開きでみんなの一言をメモった。ノートには「ドームしかない。排水の陣」と書いてあった。(字が書けないのは酔いのせいではない。「背水」という字が書けないのだ。パソコンのお蔭で記者の漢字書き取り力は小学生並みに退化している)

 「静香」に行けば、同社野球部のメンバーとお友だちになれるかもしれない。定番の昔懐かしいナポリタンが食べられる。


定番のナポリタン(左)と右は何だったか覚えていない
 

(牧田 司記者 5月22日)