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リパークのエース北地加入で投手難解消

4強狙える三井リアルプラン


三井リアルプラン吉田裕監督

 

 水曜ブロックの4強候補の一つに上げたいのが頼れる投手の加入で戦力アップ著しい三井不動産販売リアルプランセンターだ。昨年は初戦で準優勝チームの日神不動産を下したものの、投手力が整わず強豪チームに惨敗した。

 ところが今年はその投手難が解消されるのが確実だ。昨年の日曜ブロック準優勝投手、三井不動産販売リパーク北地がリアルプランセンターに異動になったからだ。エースを失ったリパークは欠場に追い込まれたほどだから、いかに北地の存在が大きかったかを証明している。

 左投げの北地投手は緩急を使ったピッチングが武器。安定感は抜群で、ピンチにも動じない心臓もある。年齢は34歳だが完投能力もある。水曜ブロックにはいないタイプだ。

 監督でリアルプラン営業一部副部長・青山リアルプランセンター所長・吉田裕氏は「この前、練習試合をした。北地は頼りになる投手。2年目の水野もいいし、安田もいる。投手は先発−中継ぎ−抑えが揃った。江川(かつての日曜ブロックの三冠王)も入った。1チームだけ別次元のチームがいるが、あとは勢い、調子一つ。うちにもドームのチャンスある」と語っている。

 ――本業について一言。

 「私は、現在のような市況のほうが好き。これまではみんなが勝っていた市場。これからは努力した人たちが結果を残す時代。これが当たり前の市場です。当社にはブランドも人材もある。気持ちと努力で結果を残したい」

 吉田監督は仲介一筋に20年のベテラン。RBA大会には11回大会から出場しており、出ると負け≠フ素人集団を4強入りが狙えるチームに育ててきた。今年の戦いぶりに注目したい。

 

(牧田 司記者 5月18日)