海好きにたまらない双日・三交不・長谷工3社JV 「ザ・コースト よこすか海辺ニュータウン」
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資料請求者限定の1期50戸は即完 追加10戸も完売 海好きの人にはたまらないマンションを紹介しよう。双日(事業比率45%)、三交不動産(同35%)、長谷工コーポレーション(同20%)3社JVの「ザ・コースト よこすか海辺ニュータウン」だ。 物件は、京浜急行線横須賀中央駅から徒歩11分、横須賀市日の出町3丁目に位置する8階建て全249戸の規模。専有面積は約66〜110平方b、現在分譲中の価格は3088万〜4688万円、坪単価は176万円。竣工予定は平成22年1月末。設計・施工は長谷工コーポレーション。 現地は、横須賀市と民間が共同で開発中の「職・住・遊・学」の総面積が約61ヘクタールにも及ぶ複合リゾート都市「よこすか海辺ニュータウン」の一角にある。同ニュータウン内ではこれまで民間の分譲マンションは約2000戸が供給されており、今回が最終分譲となる。他の用途もほとんど売却済みで、昭和50年代に埋め立て事業が開始されてから、いよいよ街づくりは最終段階に達した。 分譲マンションは、平成10年から14年にかけて以下のとおり分譲されてきた。 ・平成10年12月分譲 「かがやきの街」「ソフィア シンシティ」が分譲開始された当時は、湾岸マンションが話題になっている頃で、この2物件もほとんど即日完売の状態で売れた。坪単価は130〜140万円ぐらいだった。 今回の「ザ・コースト」は、当時と比べると高いが、その後の街の熟成度や最寄駅が横須賀中央駅ということを考慮すると、割安感がある。記者は、好況時なら坪単価200万円でも売れると読んでいた。現在の市況からすれば極めてリーズナブルな価格だと思う。 そして何よりの魅力は海が見えること、海に近いことだ。A棟、B棟、D棟などは7階、8階でないと海が見えないが、E棟(29戸)とC棟(63戸)の3階以上は海が一望できる。奥行き2.5メートルのオーシャンビューバルコニーが設けられているタイプもある。うみかぜ公園には徒歩数分だ(三笠公園も徒歩圏)。 建物のデザイン監修に米国「RNT」社を起用しているのも特徴の一つだ。バルコニー面にガラス素材を多用する一方で、アクセントにグリッドフレームを採用することでデザインに変化をもたらせている。コーストガーデンやオーナーズガーデン、屋上緑化などランドスケープにも力を入れている。 住戸内のリビング天井高が2400ミリなのが気になったが、もともとは5階建てのエリアで、容積緩和を受けて8階建てになったしわ寄せの結果だ。(他のマンションと同様、容積を引き上げれば、価格も抑えられた) 3月5日に資料請求者を対象にした1期50戸が分譲され即日完売となり、追加供給した10戸も完売となっている。物件の魅力を訴えきれれば早期完売は間違いない。
◇ ◆ ◇ 海辺ニュータウンにはほぼ10年ぶりに訪れた。最初に訪れたのは、「かがやきの街」「ソフィア シンシティ」のモデルルームを見学するためだったが、寒いときで周囲には何もなかったので心配したが、よく売れた。共用施設が充実していたのをよく覚えている。 今回訪ねて、街がすっかり熟成しているのに驚いた。県立の大学もでき、もう一つの最寄駅が「県立大学」(元安浦)になっていたのも知らなかった。 私事だが、嬉しいのは記者の出身県・三重県のデベロッパー三交不動産が売主になっていることだ。同社は、県民の足≠ニなっている三重交通グループのデベロッパーで、首都圏でのマンション供給事例は多くないが、地元では東京の大手デベロッパーに負けない素晴らしい戸建て団地をいくつも造っている。 この原稿を書く少し前、このホームページのアクセス数が「333333」になった。年間アクセス数は倍々のペースで増えており、3が6つも並んで気分がいいし、三交不動産の素晴らしいマンションが見学できて嬉しい。海に近いマンションが売れなかったのは記憶にない。「燦燦、三交不動産」と言ったら言い過ぎか。 ![]() オーシャンビューバルコニー |
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(牧田 司 記者 3月27日) |