RBA HOME> RBAタイムズHOME >2009年 >


東証一部のクリードが会社更生法
負債額は650億円

 東証一部のクリード(宗吉敏彦社長)は1月9日、東京地裁に会社更生手続きの申し立てを行い、受理されたと発表した。負債額は650億円。

 同社は平成8年設立。不動産投資事業を展開してきた。平成16年東証二部に、同17年に東証一部に上場。平成20年5月期決算では、売上高423億円、経常利益73億円、当期純利益27億円を計上していた。

 しかし、一昨年のサブプライムローン問題の顕在化以降、保有不動産の売却、人員削減などを進めてきたが、平成20年12月以降に返済期限が到来した金融債務の返済を行うことができず、今回の措置となったとしている。

(牧田 司 記者 1月9日)