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近鉄不動産が一種低層の

「ローレルコート中野高根町」分譲開始


「ローレルコート中野高根町」


 近鉄不動産が中野区の第一種低層住居専用地域の低層マンション「ローレルコート中野高根町」の分譲を開始した。

 物件は、 JR東中野駅から徒歩9分、中野区東中野2丁目に位置する3階建て全25戸の規模。専有面積は約53〜83平方b。今回販売を開始した5戸の価格は4790万〜1億1290万円。建物は今年1月に竣工済み。施工は佐藤工業。販売代理は三井不動産レジデンシャル。

 物件の最大の特徴は、新宿駅から直線距離にして約2.3キロメートル、車なら10分以内という近さにありながら、現地周辺は第一種低層住居専用地域にあることだ。物件名に「中野高根町」とあるように、昭和42年まで「高根町」という町名が用いられていた。邸宅も多い。

 敷地は正方形に近く、建物はロの字型で、敷地中央にパティオが配されている。住戸プランはDINKS向けの小家族向けからファミリーまで11タイプ。

 設備仕様では、 Toyoシステムキッチンを採用しているほか、ホワイトシカモアの突き板を使用したドレッサー、ミストサウナなど。基本性能・居住性能面では二重床・二重天井を採用しているほか、壁式工法を採用することで、壁の出っ張りをなくしているのが特徴。

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 記者は3年前、現地近くで分譲され、やはり小家族向け中心に人気になった東急不動産の「ブランズ中野上の原」を取材したことがある。駅近やタワー型もいいが、このような落ち着いた一種低層のマンションもまたいい。希少性の高いマンションだ。

(牧田 司 記者 2月9日)