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 タカラレーベン「レーベンハイム大船パルティール」

優先分譲で半分が分譲済み


「レーベンハイム大船パルティール」完成予想図

 タカラレーベンの売れ行き好調マンション「レーベンハイム大船パルティール」を見学した。

 物件は、JR東海道本線・横須賀線・湘南新宿ライン・京浜東北・根岸線大船駅から徒歩7分、県横浜市栄区笠間2に位置する5階建て全62戸の規模。12月12日 ( 土 ) から分譲する1期(17戸)の専有面積は63.94〜77.04m2、価格は3828万〜5198万円(最多価格帯3800万円台)、坪単価は205万円。完成予定は2010年8月上旬。12日からの一期分譲を前にすでに半分の31戸が優先分譲として分譲済みだ。現地販売事務所では、残りの分譲についても早期完売に自信を見せていた。

 話を聞くと、人気の要因がよく分かる。その第一は、大船駅から徒歩10分圏のマンション分譲は実に4年ぶりのことで、需要がかなり蓄積されていたということだ。たくさん供給されている隣り駅の藤沢とは対照的だ。

 第二は、現地は「横浜市栄区」にあり、大船駅や商業施設などの利便施設が集積するエリアの「鎌倉市大船」の双方が生活圏ということだ。横浜市に住みながら子育て支援を受け、実際の生活は「鎌倉ブランド」を享受するというわけだ。

 もう一つ、見逃してはならない要因がある。現地までのエリアは商業エリアか工場で、現地の後背地に戸建てエリアが広がっている。いわば住宅地の入り口に位置するという立地条件だ。子育て世代とともに、高年齢層の戸建てからの買い替え・買い増しなどが予想外に多いというのもこの立地条件にある。駅近の資産性が評価されたと現地では見ている。

 好立地・資産性を考慮して、設備仕様面で床にムクのフローリングを採用し、オプションだがリビング・ダイニングにはモザイクタイルを張り巡らしグレード感を高めているのが特徴の一つだ。現地販売担当の責任者も「設備仕様にはかなり力を入れた」と語っている。

 同社の最近のマンションは、「蘇我」や「武蔵浦和」などリニューアル・買い取り再販物件が好調で話題になっているが、好調レーベンハイム≠ェあることも目の当たりにした。

(牧田 司 記者 12月3日)