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マリモ  21年7月期決算 減収減益でも大健闘

 マリモは先ごろ、平成21年7月期決算を公表した。売上高は59,400百万円(前期比9.4%減)、営業利益は1,457百万円(同61.5%減)、経常利益は606百万円(同77.0%減)、当期純利益は327百万円(同75.7 %減)。

 前期と比べると、売上原価率が若干上昇したが、販売用不動産・仕掛販売用不動産は32.7%減の29,564百万円となっている。また、長期借入金や短期借入金など負債を約150億円減らした。資産合計は58,829百万円から仕掛販売用不動産の減少などにより44,140百万円に減少し、その一方で純資産は10,410百万円から10,738百万円に増加した。

 一昨年来の激変市場の影響から減収減益となったが、黒字を確保した。首都圏の同じ社員規模(224名)のマンションデベロッパーと比較すると、はるかに内容的には勝っている。地方圏のマンション市場は、大都市圏以上に低迷しているはずなのに大健闘といってよい数値だ。

(牧田 司 記者 11月24日)