RBA HOME> RBAタイムズHOME >2009年 >


有楽土地が大成建設の完全子会社に 上場廃止へ

 大成建設と有楽土地は11月12日、来年4月1日付けで大成建設を完全親会社、有楽土地を完全子会社とする株式交換を行うと発表。このため有楽土地は平成22年3月26日をもって上場廃止となる。

 昨今の厳しい経済環境に対応し、大成建設グループの開発事業の安定的な収益を確保し、これまで以上に一体性を高め、両社の開発事業に関するノウハウや営業情報などの経営資源を有効ら活用するためとしている。

 株式の割当は、有楽土地の普通株式1に対して大成建設の普通株式1.90を割り当てる。

 完全子会社化により上場廃止となったデベロッパーは最近では、大京の子会社になった扶桑レクセル(平成19年8月)、アールブイスリーの子会社になった菱和ライフクリエイト(同20年7月、商号をクレアスライフに変更)、三菱地所の子会社になった藤和不動産(同21年4月)がある。

(牧田 司 記者 11月13日)