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コスモスイニシア「継続企業の前提に関する注記」解消

 コスモスイニシアは11月9日、平成22年3月期第2四半期決算を発表。マンションの引渡しが大幅に増加したため売上高は30%増加したが、棚卸資産の評価損を25億円計上したため営業損失は9億円となった。また、事業再生ADR手続が成立したため「継続企業の前提に関する注記」の記載を解消すると発表した。

 売上高は971億54百万円(前年同期比30.5%増)、営業損失9億17百万円(前年同期は58億52百万円の営業損失)、経常損失28億99百万円(前年同期は78億15百万円の経常損失)。販売用不動産の簿価切下げ額104億27百万円を含め、事業再生損失118億99百万円を特別損失として計上したことなどから、四半期純損失は61億78百万円となった。

(牧田 司 記者 11月9日)