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マンション仕入れ−施工−販売の藤澤建設が清算決定

 帝国データバンクの報道によれば、仕入れ−企画−設計・施工−販売の一貫システムでマンション事業を行っている藤澤建設が10月15日に東京地裁から特別清算開始決定を受けた。

 同社は、昭和42年3月設立。都内城北、埼玉エリアを中心に首都圏で第一次取得層向けのマンション事業を展開。2004年12月期には売上高139億円を計上していた。

 しかし、サブプライムローン問題が浮上したころから経営難に陥り、資金繰りが悪化。8月27日開催の株主総会で解散を決議していた。負債は約38億円。

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 このところ中堅のデベロッパーの破たんが減り、安堵していたのだが、先週のアートハウジングに続き老舗≠ェまた破たんした。同社のマンションはあまり見学していないが、価格が安いだけでなく、もっと商品企画に力をいれて欲しとずっと思ってきた。

 中堅デベロッパーは依然として資金難が続き、在庫処分が済んだら売りものがなくなる♀機に瀕している。年末に向って破たん企業が増えないことを願うばかりだ。

(牧田 司 記者 10月26日)