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大京「ザ・ライオンズ杉並 善福寺川緑地」1期が即日完売


「ザ・ライオンズ杉並 善福寺川緑地」完成予想図

現地(ブルーのシートが見えるのが建設現場)

 

 1期分譲30戸が平均2倍で即日完売した大京「ザ・ライオンズ杉並 善福寺川緑地」を見学した。現地の立地環境、設備仕様などを考えると人気は当然と思える好物件だった。

 物件は、東京メトロ丸ノ内線南阿佐ヶ谷駅から徒歩13分、または京王井の頭線浜田山駅から徒歩18分、杉並区成田東2丁目に位置する6階建て全61戸の規模。10月5日に抽選分譲した1期の専有面積は約59〜86平方b、価格は4,700万円台〜8,100万円台(最多価格帯5,700万円台)、坪単価275万円。竣工予定は2010年9月14日。設計は安井建築設計事務所、施工は東洋建設。

 最寄り駅からはややあるが、それをはるかに凌駕する環境があるのが最大の特徴だ。物件名にあるように、現地は敷地の西側が「善福寺川緑地」、南側が第一種低層住居専用地域、北側が五日市街道だ。善福寺川緑地」の名称が「公園」でないのは、自然の緑地を保存するために付けられたもので、現地を訪れればその意味がよく理解できる。これほど環境に恵まれたマンションはそうない。

 建物の外観や設備仕様も恵まれた立地環境にふさわしいものだ。建物の外観には本物のレンガやせっき器質タイルを多用。設備仕様では、同社オリジナルの「L‘ s キッチン」を採用しているほか、カリン材のフローリング、御影石のキッチン天板の採用など仕様レベルも高い。

  
中庭(完成予想図)                   洗面カウンター(小物入れがついている)

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 同社のフラッグシップザ・ライオンズ≠ヘ首都圏では今回の物件が6棟目だ。記者は「鷺ノ宮」以外は全て見学しており、「武蔵野」がもっともレベルが高いと思っていたが、立地環境など綜合評価ではこの物件がナンバー1だろう。単価も割安感がある。記者の相場観からすれば坪300万円でも安いと思う。

 即日完売した30戸に引き続き他の住戸が販売されているが、残りは15〜16戸という。人気になるのは当然のマンションだ。


現地に隣接する善福寺川緑地

(牧田 司 記者 10月23日)