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三井不動産「アーバンドック ららぽーと豊洲」

環境省「省エネ照明デザインモデル事業」に選出

  
「アーバンドック ららぽーと豊洲」の外観(左)と導入イメージ

 三井不動産は10月20日、同社グループが運営する商業施設「アーバンドック ららぽーと豊洲」(東京都江東区)が、環境省主催の「平成21年度 省エネ照明デザインモデル事業」に選出されたと発表した。

 「アーバンドック ららぽーと豊洲」は、パナソニック電工と共同で考案したもので、自然光に近い高演色性の LED を採用。既設の間接照明との効果を活かしながら、全体の明るさ感を確保する照明計画を提案。従来型の照明器具全3,668台のうち771台をLED照明器具に交換。これにより、照明の消費電力で約194千 kWh/ 年(従来比約80%減)、 CO2排出量換算で約74トン / 年の削減となる見込み。12月に導入する。

 「省エネ照明デザインモデル事業」は、商業施設や店舗などの照明器具の配置や光源の使い方を見直すことによって、優れた省エネ効果を達成しながら魅力的な空間創りの両立を実現する「省エネ照明デザイン」の設計を行うことで、「省エネ照明」を広く普及させることを目的としているもの。昨年度は12事業が、今年度は10事業が選出された。デベロッパーの事業が選出されたのは今回が初めて。

(牧田 司 記者 10月22日)