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  中古、土地とも取引が拡大 価格はなお下落

東日本レインズ


  東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は10月13日、2009年9月の月例速報「Market Watch 」をまとめた。

 これによると、首都圏中古マンションの成約件数は2,680件(前年同月比6.9%増)で、7カ月連続で前年を上回っている。都3県すべてで増加、特に埼玉県は2割近く増加した。成約u単価は37.74万円(前年同月比3.5%下落、前月比1.9%下落)、成約平均価格は2,469万円(同4.9%下落、同2.8%下落)。

 中古戸建住宅の成約件数は909件(前年同月比9.8%増)で、6カ月連続で前年を上回っている。成約平均価格は2,981万円(前年同月比3.8%下落、前月比1.7%下落)、土地面積は平均で151.53u、建物面積は105.15u。

 土地(面積100〜200u)の成約件数は453件(前年同月比48.5%増)で、10カ月連続で前年同月を上回り、増加率は5割近くまで拡大している。成約u単価は20.91万円(前年同月比1.7%上昇、前月比1.2%下落)、平均価格は 2,915万円(同1.6%下落、同2.8%下落)。

(牧田 司 記者 10月13日)