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 コスモスイニシア「イニシアイオ新宿夏目坂」

デザインにこだわり 扉回りに挿し色


「イニシアイオ新宿夏目坂」完成予想図

 コスモスイニシアの人気コンパクトマンションイオ<Vリーズの「イニシアイオ新宿夏目坂」を見学した。

 物件は、東京メトロ東西線早稲田駅から徒歩6分、新宿区原町3丁目に位置する10階建て全38戸(事業協力者用5戸含む)の規模。専有面積は約32〜63平方b、1期(5戸)の予定価格は2,898万〜5,398万円。坪単価は290万円。竣工予定は平成22年2月下旬。施工は川口土木建築工業。分譲は10月から。

 物件は、文化の香りが漂う夏目坂通りに面しており、デザイン性に優れているのが特徴だ。通りと建物の間には沿道ガーデンを設置。エントランスからエントランスホールに至る「ブライトコリドー」のルーバー越しにこの沿道ガーデンが眺められる通り道を演出している。

 住戸デザインにもこだわりを見せている。モデルルームのデザインを担当しているのは建築家の桑原聡氏で、全てにシャープな線を強調しているのが特徴だ。例えば、キッチンや洗面台の天板、さらには巾木に至るまで敢えて厚さを薄くし、扉回りには挿し色を設けている。ドアノブにはイタリア・コロンボ社製の独特のフィット感がするものを採用。フローリングはメープル。

 驚いたのは、オプションだったが、寝室の壁面にはクロスではなくジュータンが貼られていたことだ。ジュータンは床に張るものばかりと思っていたが、壁材に用いるという発想が面白い。

 モデルルームは5500万円前後の63平方bの角部屋タイプ(8戸)だが、ほとんど要望が入っているという。

 ターゲットはもちろんDINKSや女性単身者だ。デザイン感覚の鋭い層には受けるはずだ。

(牧田 司 記者 9月30日)