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タカラレーベン 旧本社跡地でマンション

「レーベンリヴァーレ中板橋ヴィーナスタワー」


「レーベンリヴァーレ中板橋ヴィーナスタワー」完成予想図

 タカラレーベンが近く分譲する借地権付きマンション「レーベンリヴァーレ中板橋ヴィーナスタワー」のモデルルームを見学した。

 物件は、東武東上線中板橋駅から徒歩 1分、板橋区中板橋に位置する13階建て全71戸の規模。専有面積は約60〜76平方b、価格は未定。月額地代は2,852〜3,583円。竣工予定は平成22年9月下旬。施工は青木あすなろ建設。

 記者はその立地条件を見て、ひょっとしたら同社の社名がまだ「宝工務店」で、本社屋があったその土地に建つマンションではないかと思った。早速、現地の担当者に聞いたらその通りだった。マンション敷地の一部だが、2年前、同社所有地を借地権者のお寺に売却したのだという。同社にとってメモリアルマンション≠セ。その思い入れがヴィーナス≠ニいう物件名に込められているのだろうと思った。

 問題は、まだ決定していないという価格だ。記者の相場観からすれば坪210〜220万円ぐらいと読んだがどうだろう。メモリアル物件だけに営業も力を入れているという。最近好調の中古再生や買取再販マンションのような売れ行きを見せるか。

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 外観や設備仕様にはヴィーナス≠ノふさわしいものはなかったような気がするが、強いてあげれば、同社が実用新案登録済みの「マイクロバブル」バスだろう。

 最近同社が積極的に採用しているもので、洗浄力が優れているという。浴槽に入っただけで垢が取れるわけではなさそうだが、乳白色の泡が毛穴まで浸透し肌の汚れを取りやすくするのだという。風呂好きにはもちろんだが、記者のような風呂が嫌いなものぐさにはぴったりだ。温浴・美肌・節水効果もあるという。

 かつてディスポーザーやIHクッキングヒーターの普及期がそうだったように、実演ショーでもやればお客さんが殺到すると思うがどうだろう。

(牧田 司 記者 8月19日)