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三井不動産 平成22年3月期第1四半期決算


 三井不動産は7月30日、平成22年3月期第1四半期決算を発表。通期予想に対してほぼ予定通り進捗している。売上高は3,114億円(前第1四半期増減率10.0%増)、営業利益356億円(同31.8%増)、経常利益288億円(同29.5%増)、四半期純利益161億円(同 148.4%増)。

 セグメント別では、「賃貸」は前期に竣工稼動した「青山 OM−SQUARE 」(港区)や今期に新規開業した「三井ショッピングパーク ららぽーと磐田」(静岡県磐田市)などが収益に寄与。前年同期に比べ82億円増収。オフィス空室率(単体)は3.1%と前期末(2.5%)に比べ上昇。

 「分譲」は大型物件の竣工があったことなどから前年同期に比べ254億円の増収。契約進捗率と完成在庫は前年同期比やや悪化した。

 「仲介・販売受託・コンサルティング」は、個人向け仲介が前年同期に比べ取扱件数は増加したが、取扱単価の低下により減収となった。

(牧田 司 記者 7月30日)