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三井不動産 9施設目のリージョナル型商業施設

「ららぽーと磐田」 25日オープン


「ららぽーと磐田」

 

 三井不動産は6月25日、同社のリージョナル商業施設としては9施設目、東海エリア初の「ららぽーと磐田」をオープンする。開業に先立つ23日、竣工パーティとプレス説明会を行った。

 プレス説明会に出席した同社常務執行役員商業施設本部長・飯沼喜章氏は、「ららぽーと磐田は、地域の活性化もテーマの一つ。約3000人の雇用を創出し、磐田市内出店は8店舗、静岡県内出店は34店舗にのぼる。地元産品を優先して販売する『遠州の駅』も設けた。磐田市と連携して地域の情報発信拠点として行政コーナーも設置した。風力や太陽光を利用した環境への取り組みも行っていく」と述べた。

 また、磐田市産業振興部長・酒井勇二氏は「市内を回遊できる電動アシスト自転車の貸し出しや地元産品の展示コーナー、住民票、印鑑証明などを発行する行政コーナーも設置した。市全体の賑わい、活性化の拠点にしたい」と語った。

 プレス説明会の前に行われた竣工パーティには渡部磐田市長も出席、「100年に一度の経済危機で当市も大きな打撃を受けたが、施設オープンは久々の大ヒット。明日の新聞(を読むの)が楽しみ」と挨拶した。

    
渡部磐田市長               飯沼常務 

 施設は、東名高速道路・磐田豊田PAに隣接する敷地面積約70.000平方b、地下1階地上4階建て延べ床面積約136.000平方bで、店舗数は175店。フェルナンド・バスケス氏がデザインした。

 年間来場者900万人、年間売上220億円を見込む。

 施設に併設される市の行政施設は約25坪。施設内に市が所有する土地があることからバーター方式により賃料の支払いは双方に発生しない。

  
左から「葡萄の丘」(県内の食材を使った自然食ブッフヘ2号店。2年前にオープンした草薙市の1号店はいつも満席とか)「遠州の駅」(地産地消を目指す食のテーマパーク)「沼津魚がし鮨」(タッチパネルで注文できる日本初の流れ鮨。しめ鯖、山ごぼう、活〆しまあじ、つぶ貝それぞれ2カンずつで1,220円。普通の回転寿司店とは客層が異なるとか)


北側エントランスを入ってすぐにある磐田市の行政コーナー(このような目立つところにあるのは珍しいとか)

(牧田 司 記者 6月24日)