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初の都内モデルハウス「アルジール」&「和美庵」

ポラスがオープン


都内初のモデルハウスとしてオープンした「和美庵」(左)と「アルジール」

 

 注文住宅を手がけるポラスグループのポラテック(中内晃次郎社長)は6月15日、同社のボウハウスブランドの都市型3階建て「アルジール」&和の「和美庵」の新しいモデルハウスを赤羽ハウジングステージ内に建設、報道陣に公開した。ポラスグループとしては都内初の出展となる。

 同社はここ数年、リアルサイズのモデルハウス展示を行っているが、今回も1区画(約62坪)の敷地に「アルジール」と「和美庵」の2棟を配置。1棟当たり「20〜30坪の周囲が建て込んでいる道路に面した土地」を想定。限られた条件の中で新しい生活提案をしているのが特徴。

 「アルジール」は、ビルトインガレージを備えた都市型3階建て(敷地面積約31坪、延床面積約45坪)で、壁面緑化を施した白い箱のような外観からは想像もできない豊かな居住空間を演出。吹き抜けの階段室には同社オリジナルの透明の耐力壁「クリスタルマジック」を採用。2階は間仕切りを設けず、広々としたLDKにしている。

 「和美庵」は、アルジールと対照的な黒が基調の外観で、京町屋を現代風にアレンジした2階建て(敷地面積約31坪、延床面積約33坪)。1階に土間を配し、LDKの中央に階段室を設けているのが特徴。階段室は木格子の手すりを多用して森をイメージさせる空間を演出。2階は「クリスタルマジック」を採用して全面窓を実現した。ガラスにはLEDを内臓することで、外部からの視線を遮る工夫を施している。

 モデルハウスを4月25日にオープンして以来、約1カ月で216件の来場者があり成約は5件。現場担当者は確かな手応えを感じているという。年間販売目標は双方で48棟。施工坪単価は59万円から。

(牧田 司 記者 6月16日)