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今年は正念場 住生活総合サービス業の確立へ

高層住宅管理業協会が総会


懇親会で挨拶する黒住理事長

 

 (社)高層住宅管理業協会(黒住昌昭理事長)は5月22日、第30回通常総会を開催。2009年度事業計画および収支予算案などを承認・決定した。

 今年度事業計画としては、 「中期事業計画」の2年目、協会設立30年目の節目にあたる重要な年として捉え@30周年記念事業の推進A法令遵守活動B区分所有管理士の活用C修繕積立金の所得税制控除などの税制改正に関する要望−−などを行なっていく。

 新しい理事として橋本万里氏(はしもと まさと 昭和21年生れ、東大法学部卒)を選任。橋本氏は副理事長兼専務理事に就任した。

 総会後の懇親会で黒住理事長は、「厳しい3月期の決算が続いている中、われわれの業界においてはストック産業の強みなのか堅実な経営が見られる」と前置きしたあと、今年度の事業計画などに触れ次のように述べた。

 「中期事業計画の2年目を迎える今年は正念場。マンション住民だけでなく、戸建て、地域の方々に住まい方の提案を行うなど『住生活総合サービス業』の確立をめざして、各事業に積極的取り組んでいく。また、5月1日に公布された『マンションの管理の適正化の推進に関する法律施行規則の一部改正』については、施行までに周知徹底を図っていきたい」