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外構・植栽が素晴らしい積水ハウス・相鉄不動産
低層の 「グランドメゾン武蔵野」


「グランドメゾン武蔵野」完成予想図

 外構・植栽が素晴らしい低層マンション積水ハウス・相鉄不動産「グランドメゾン武蔵野」を紹介しよう。

 物件は、 JR 中央本線武蔵境駅から徒歩10分、武蔵野市境四丁目に位置する地下1階・地上5階建て全85戸の規模だ。専有面積は約64〜94平方b、現在分譲中の価格は4,988万〜8,058万円、坪単価は280万円。設計・施工は長谷工コーポレーション。竣工予定は平成21年7月上旬。敷地は元郵政社宅跡地。敷地北側の道路を挟んで都立武蔵高校がある。

 建物は、敷地中央の中庭を囲むようにして建てられており、北側の道路に面したところが第一種中高層住居専用地域になっているため5階建てで、そのほかは第一種低層住居専用地域になっているため3階建てになっている。

 外構・植栽計画に力を入れているのが特徴だ。敷地外周に「修景の森」や「提供公園」などを配して緑で囲み、中庭にはケヤキ、モミジなどを配した「眺めの森」を設置。周辺地域からも愛されていた武蔵野の緑を継承することがテーマの一つになっている。

 住棟は東西南北の4棟構成で、低層の南棟と中層の北棟は一部をセットバックさせて、中間階にパーゴラのある大型ルーフバルコニーを設置。東棟は一部をクロスメゾネット型にして採光・通風に配慮しているのが特徴だ。

 モデルルームは南棟最上階の88平方bのタイプで、大型ルーフバルコニーをリビングの一部として取り込んでいるのが特徴だ。リビングとルーフバルコニーの間はコーナーサッシ付きの越窓とし、バルコニーには腰掛け、テーブルなどを設置してオープンリビング・バルコニーとして利用できるよう演出している。

 細かなことだが、居室ドアの把手は壁面まで後退させたり、共用廊下に面した住戸には花台を設置したりして細かな配慮もなされている。

◇    ◆    ◇

 武蔵境駅圏には、レベルの高い大京「ザ・ライオンズ武蔵野」もあるがが、こちらのマンションは何といっても植栽の素晴らしいのが特徴だ。記者は積水ハウスの「グランドメゾン玉川上水」「東京テラス」「グランドメゾン杉並シーズン」「グランドメゾン東戸塚」など素晴らしい外構のマンションを見てきたが、植栽の素晴らしさは低層マンションでより一層生きる。

 昨年末に1期28戸が分譲され、現在、7戸にキャンセルが発生しているというが、この時期としては売れ行きも好調だ。単価も割安感がある。土・日曜日にはたくさんの来場者もあるという。

 価格帯からして住宅ローン減税を最大限享受できるマンションでもあり、極めて希少性の高いマンションだ。植栽・外構が優れたマンションといえば、同社がナンバー1だろう。

 
南棟                                「修景の森」

(牧田 司 記者 1月16日)