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明和地所 3月期決算を下方修正

棚卸資産評価損192億円

 

 明和地所は4月24日、平成21年3月期決算の業績予想を下方修正、昨年11月に発表した経常利益36億円、純利益21億円をそれぞれ経常損失182億円、純損失163億円となると発表した。

 マンションの引き渡し戸数が想定を下回り、連結売上高は前回予想の463億円から334億円に減少。保有する販売用不動産、仕掛販売用不動産の評価を厳しく見直し、棚卸資産評価損として192億円を売上原価に追加算入した。

 期末配当も30円の予定から無配とした。同社が無配となるのは上場来初めてのこと。

(牧田 司 記者 4月24日)