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東証2部の中央コーポが民事再生 負債額340億円

 東証二部上場の中央コーポレーションは4月24日、東京地裁に民事再生手続開始の申立てを行ない、受理されたと発表した。負債額は340億円。

 同社は昭和17年設立。紡績業を中心に展開してきたが、平成18年に不動産事業に参入。商号を中央毛織から中央コーポレーションに変更し、業容拡大を図ってきた。平成20年5月期には連結売上高390億円、経常利益22億円を計上した。

 しかし、サブプライムローン問題に端を発した金融市場の混乱とその後の景気後退により業績が悪化。今後予定されている支払に必要な資金を調達する目処が立たない状態となり、今回の措置となった。

(牧田 司 記者 4月24日)