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野村不動産ホールディングス 3月期決算 下方修正

棚卸資産評価損270億円を計上

 

 野村不動産ホールディングスは4月23日、平成21年3月期連結決算予想の下方修正を発表。約270億円の棚卸資産の評価損を計上したことなどにより純利益は1月発表時より93億円減の137億円となる。

 売上高は4.486億円で、前回予想時より114億円減少するが、マンションの引渡し予定戸数が3.500戸から3.390戸の実績に減少、賃貸向けも1.100戸の予定が621戸にとどまったのが主な理由としている。

 棚卸資産評価損の内訳は、住宅セグメント約112億円、資産運用開発セグメント約128億円、仲介・販売受託セグメント約30億円。

(牧田 司 記者 4月23日)