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アトリウム 平成21年2月期決算 純損失1021億円

 アトリウムは4月13日、平成21年2月期決算を発表。連結売上高714億円(前年同期比58.9%)、営業利益35億円(同13.1%)、経常損失33億円、純損失1021億円となった。

 同社は「今回の業績低迷を招いた最大の原因が、不動産市場の上昇局面において収益的側面を重視するあまり、大型開発案件に傾注しすぎてしまった点にある」とし、「今後は大型開発案件に取り組まないこととし、原因となった不動産融資保証事業及び戦略投資事業の2事業から撤退」するとしている。

 同社は先にクレディセゾンによる債務引受、第三者割当増資引受、株式交換などによりクレディセゾンの完全子会社となる予定で、平成21年7月28日に上場廃止となる予定。

(牧田 司 記者 4月13日)