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セボンの子会社 旭ホームズが自己破産

 帝国データバンクの報道によると、経営破たんしたセボンの子会社「旭ホームズ」が4月8日に東京地裁へ自己破産を申請した。負債額は2008年9月末時点で10億円。

 同社は1974年(昭和49年)6月設立。東京西部を中心に松戸市・柏市エリアで注文住宅などの建築工事や不動産仲介、不動産賃貸を手がけ、89年11月にジャスダックへ上場。91年3月期には売上高151億円を計上していた。

 バブル崩壊後は業績が悪化。2006年9月にセボンが株式公開買付(TOB)を実施して同社を子会社化した。

 しかし、セボンが2008年8月に民事再生法の適用を申請、同社を取り巻く環境が一段と悪化。2009年3月期の第2四半期で公認会計士等が結論不表明、2009年1月27日に上場廃止となっていた。

(牧田 司 記者 4月9日)