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駅直結のグローベルス

「ザ・ステーション三ノ輪」が大健闘


「ザ・ステーション三ノ輪」完成予想図

 

やっぱり駅近=\―厳しいマンション市場が続いているにもかかわらず価格改定≠ネどをしなくても駅近の魅力から大健闘しているマンションがある。グローベルスの「ザ・ステーション三ノ輪」だ。

 物件は、東京メトロ・日比谷線三ノ輪駅から徒歩1分、台東区三ノ輪1丁目に位置する地下1階・地上15階建ての全73戸 (一般分譲は60戸) の規模で、専有面積は約38〜67平方b。坪単価は240万円。現在分譲中の9戸の価格は3780万〜5150万円(53〜65平方b)。施工は青木あすなろ建設、設計・監理はソシアル綜合設計。建物は平成21年2月16日に完成済み。

 昨年5月から分譲開始されており、現在、残りは9戸。値引きなど行わずにこの成績だから大健闘といえる。コンスタントに来場もあり、完売まではそれほど時間はかからないものと思われるる

 立地条件が恵まれているのが、健闘している最大の理由だ。現地は、日比谷線三ノ輪駅に直結しており、マンションの建物内に駅に直結するエレベータが設置されている。商業地立地ながら南西の角地で、日照なども確保されている。

 設備・仕様は普通だが、基本性能・居住性では二重床・二重天井を採用している。

 同社は平成21年3月期決算で、売上高110億円(前期比22.3%減)で、46億円の純損失を計上する予定だが、先に紹介した「グローベルス新大久保マスターズゲート」とともに大健闘のマンションも少なくない。

(牧田 司 記者 4月6日)