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日本橋再生プロジェクトの一つ

「室町東地区開発計画2-2街区(仮称)」着工 三井不動産

  
「室町東地区開発計画2-2街区(仮称)」(左)と「室町東地区開発計画」(完成予想図)

 

 三井不動産は3月31日、官民が一体となって進めている「日本橋再生計画」プロジェクトの一つである「室町東地区開発計画」のうち「室町東地区開発計画2-2街区(仮称)」(旧三井第三別館)を着工したと発表した。竣工は平成22年9月、「室町東地区開発計画」の全体竣工は平成26年を予定している。

 「室町東地区開発計画」は、日本橋室町東地区における5つの街区の一体開発であり、全街区で延床面積180,000平方bを超えるオフィス、商業施設、賃貸住宅、多目的ホールなどの大規模複合再開発。「日本橋再生計画」のコンセプト「残しながら、蘇らせながら、創っていく」に基づき、日本橋エリアにおける業務・商業機能および文化・交流機能を充実させるとともに、都市基盤の再整備、歩行者ネットワークの形成を図る。

 「室町東地区開発計画2-2街区(仮称)」は、地下4階地上22階建て延床面積約41,000平方b。地下1階から4階は商業フロア。5階(一部出入口は4階)から7階には広域集客や話題性の創出を目的に、セミナーや講演会、音楽ライブやファッションショーなどの幅広い利用を想定した多目的ホールを設置。

 統括設計は日本設計、デザインアーキテクトは團紀彦建築設計事務所、スーパーポテト(商業内装)、施工は清水建設・銭高組建設共同事業体。

(牧田 司 記者 3月31日)