ケンコーポ小笠原投手

	1	2	3	4	５	６	７			合　計
ケンコーポレーション	1	４	２	０	１	２				10
三井不動産販売リパーク	０	０	０	０	１	０				１

初のドームに飲まれた？ リパーク　リズムに乗れず完敗

　ケンコーポレーションが７年連続８度目Ｖ――第20回ＲＢＡ野球大会日曜ブロック決勝戦、ケンコーポレーション−三井不動産販売リパークが11月20日東京ドームで行われ、ケンコーポが10−１で圧勝。先発小笠原投手が５回をノーヒット１失点に抑えた。リパークはエース北地がリズムに乗れず完敗。

　ケンコーポは初回、先頭打者の矢澤が四球で出塁、２盗を決めたあとの２死２塁から４番笠が右翼前に安打を放ち先制。２回には、この回先頭の６番尾関が中堅前に運び、そのあと野選と敵失で無死満塁の好機を作り、９番朝日が左中間を破る３塁打を放ち３点。さらに２番渡辺の内野ゴロで１点を加え、この回４点追加。

　勢いに乗るケンコーポは３回、小笠原の適時２塁打などで２点加点。５回には金子、６回には笠の適時打などで追加点を奪い、６回まで大量10点を挙げ圧勝。

　小笠原投手は、変化球のコントロールに苦しみながら球威のあるストレートが決まり、 5 回までノーヒットに抑え、四球と暴投による1失点に抑える力投を見せた。最終回は羽中田が登板する余裕も見せた。

　3打点を挙げた笠と、1打点の小笠原が11打点で並び打点王に輝いた。４打数１安打１打点に終わった小笠原は通算打率.500に終わり、首位打者を逃した。

　リパークは完敗。初のドーム進出の緊張からか、エース北地が普段の投球にはほど遠く、リズムに乗れなかった。安打も最終回、北地が３塁打を放ったのみで反撃の糸口もつかめなかった。

リパーク北地投手

 

　　　　
３点３塁打を放ったケン朝日　　　　　　　　　先制打を放ったケン笠（左端）

リパーク砂川 「野球部のホームページは僕が作っています。みんな、アクセスしてください。広告を載せているので、部費になります。広告収入？　これまで3000円くらいかな」　ﾎｰﾑページはhttp://www.geocities.jp/s36_saburo/index.htm

ケン渡辺選手と同じ売買仲介チームのメンバー「渡辺さんのこと、よく書いてやってください」（本人は、一言も書くなと仰いましたが…）

ケン渡辺　ドーム男もこの日は4-0（書くなといわれると書きたくなるのが記者の習性でして…）

10月28日に生れたばっかりのケン笠選手の長男、隼人くん

リパーク森下監督と息子さん「この日のためにカメラを買ったんです。今日はカメラマンを務めます」

リパークの応援席

桜井文夫リパーク本部長　「みんなよくやった。こんなに楽しませてくれて有難う」

　　　　　
写真左　リパーク平林選手のお父さん「息子は高校まで野球をやっていた。私？　巨人の大ファン」（某大手のデベロッパーに勤務する）
写真右　リパークの応援でもっとも元気だった椎名さん「北地投手とは元同僚。仲間が頑張っている姿を見ると感動する。いいですね。いま、燃えるものがないじゃないですか。私？　もう還暦」

　　　　　
ケンコーポの祝勝会　　　　　　　　　　　　　　　　　　　リパークの残念会

（牧田司記者　平成20年11月20日）