ケンコーポ快勝 小笠原投手が快投≠P失点完投 打撃でも2安打3打点 通算打率.571、打点10で2冠
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三井不販・東投手 3四球満塁のあと痛打浴びる ケンコーポが快勝。小笠原投手が投打にわたり大活躍。投げては4回を6奪三振で1失点完投、打撃では決勝点となる2点2塁打を含む2安打3打点を上げた。三井不動産販売は東投手が力投したが、1点もやれない@ヘみからか3四球のあと小笠原に痛打を浴びた。 両投手とも素晴らしい立ち上がりで、三井不販・東が2回まで3三振を奪えば、ケンコーポ小笠原も初回に3者三振、2回も3者凡退に討ち取った。 試合が動いたのは3回。ケンコーポは、この回先頭の1番矢澤が四球を選び、続く渡辺は三振したが、矢澤が盗塁と暴投で3進、3番大原、4番笠が連続四球を選び満塁としたあと、5番小笠原が左中間2塁打を放ち2点先制。 さらに4回には、この回先頭の9番朝日が三遊間を破り、矢澤が犠打を決め、渡辺が左翼前安打を放ち、貴重な追加点を上げた。大原は内野ゴロに倒れたが、笠の投手ゴロを東投手が 1 塁へ悪送球する間に渡辺も還り、続く小笠原がダメ押しの適時打を放った。 小笠原投手は、これまで16.1回投げ18個の四死球を出している投手とはまるで別人のような制球力を見せた。威力のある決め球のストレートを低めに集め、6三振を奪った。与えた四球は最終回の1個のみで、2安打1失点に抑えた。 小笠原は打撃も絶好調。この日で規定打数に達し、14打数8安打10打点となり、打率はサンフロンティア芳賀の.556を抜く .571で、打点でも同僚の笠などの8本を抜いてそれぞれトップに踊り出た。 野手陣もほぼ完璧に守りきり、小笠原を盛り立てた。 三井不動産販売は完敗。3回1死から8番中尾がボテボテの投手内野安打を放つまで1人の走者も送れず、4回、四球と盗塁で2進した3番東を4番井上が中堅越え3塁打で一矢報いるのがやっとだった。 東投手は、威力のあるストレートとキレのある高速スライダーがよく決まったが、3回に先頭打者を出してからリズムを崩した。4奪三振の力投も報われなかった。 守りでも失点にはつながらなかったが、1、2回に失策を犯し、相手を調子に乗らせたのが敗因の一つ。
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ケ ン 打安点
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○田辺監督 小笠原がよかった。他の選手もみんな自分の役割をよくこなしてくれた。優勝目指し頑張る ○小笠原 調子? よかった。四球を出さなかった? だんだん軟式に慣れてきた。ヒットも2本打てたし打点も上げられた ○渡辺 適時打? うん、あれはよかった。送りバントの後でしたから(貴重な追加点を奪う適時打を放ち) ○朝日 僕の安打から始まったわけですから評価高いでしょう(3回に先頭打者安打を放ち) ○矢澤 僕の打率が低いと書かないでよ(この日も1打数1三振。しかし、先制点を奪うきっかけの四球を選び2盗を決め、4回にも犠打をきっちり決めた) ○笠夫人 赤ちゃん? 来週の予定です。今度は男の子。名前? これから決めます(臨月でもしっかり応援に駆けつけた) ●正木監督 相手の投手があんなにいいコントロールとは思わなかった。もう少し攻撃回数が欲しかった ●東投手 矢澤くんを出したのがまずかった。出して余計に神経を使っちゃった。決めなきゃいけないときに、決まらなかった。勝って北地(リパーク)と投げ合いをしたかった。小笠原しんと僕とは1回りも違うの? 完璧に打たれた ●中尾 内野安打? 完璧に打てたと思ったらボテボテだった(3回にチーム初安打を放ち) ●山本 ミスショット。打ちやすい投手だと思ったが…(2度ともセンターフライに倒れ)
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(牧田司記者 平成20年10月26日) |