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DH(指名打者)のルール徹底について

平成20年9月4日
第三企画 RBA事務局


  RBA事務局は、DH(指名打者)のルールを徹底するため、次のように定めました。

 @DH制を採用する場合は試合開始時にメンバー表に書き込むことが必要で、試合途中から採用することは出来ない

 ADHの選手が守備についたとき、DHに代わって守備についている投手、または野手が他の守備につくか打席に入ったときDH制は解除される

 B投手または野手に代わって打つDH制を採用するチームは、試合前のメンバー表にその旨を記載して提出することとする。試合前にDH制を採用しなかったチームは、試合の途中でDH制を採用することはできない

 CDHに代わって代打を使ったり、あるいは代走を使ってもよい。代打者、代走者が以後DHを引き継ぐ。退いたDHは再び試合に出場できない

 DDHが守備についてもよいが、自分の番のところで打撃を続けなければならない。従って、投手(野手)は退いた守備者の打撃順を受け継ぐことになる。ただし、2人以上の交代が行われたときは、監督が打撃順を指名しなければならない

 EDHは、打順表の中でその番が固定されており、多様な交代によってDHの打撃の順番を変えることは許されない

 F投手(野手)が一度他の守備位置についた場合、それ以後DHの役割は消滅する

 G代打者が試合に出場してそのままDH制を採用している投手(野手)となった場合、それ以降DHの役割は消滅する

 HDHに代わってそのDH制をとっていた投手(野手)が打撃した場合、それ以降DHの役割は消滅する

 IDHが守備位置についた場合、それ以降DHの役割は消滅する

(事例1)
  1番にDH制(投手)を取り、AがDHとなり、B投手が先発。途中、B投手が1塁を守り、C 1 塁手が登板した場合、DH制は解除され、1番にB選手が入る。Aは退くことになる。

(事例2)
  1番にDH制(投手)を取り、AがDHとなり、B投手が先発。途中、Aが1塁の守備についた場合、DH制は解除され、B投手は1塁手の打順に入る。1塁手は退くことになる。

(事例3)
  1番にDH制(投手)を取り、AがDHとなり、B投手が先発。途中、B投手が1塁の守備につき、1塁手Cが投手、Aが外野を守った場合、1番Aの打順はそのままで、Bは退いた外野手が打っていた打順に入る。

(事例4)
 1番にDH制(野手で1塁)を取り、AがDHとなり、B選手が1塁手として先発。途中、B選手が投手となった場合、DH制は解除され、Bが1番打者となる。Aを引き続き出場させたい場合は、Aを守備につかせる必要がある。それまで守っていた選手は退くことになる。この場合、打順はAが1番で、Bは退いた野手の打順に入る。