三井不動産レジデンシャルがサヨナラ勝ち
新人川崎はつらつ猛打賞 ３得点にからむ
三井不動産ＲＤ藤森投手
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | R | |||
| 三平建設 | １ | ０ | ０ | ０ | １ | ０ | １ | ３ | ||
| 三井レジデンシャル | １ | ０ | １ | ０ | １ | ０ | 1X | ４ |
三平 体重90㌔エース大野〝奮投〟も足攻めに屈す
大会初参加の三井不動産レジデンシャルがシーソーゲームを制しサヨナラ勝ち。幸先のよいスタートを切った。三平建設は大野投手が〝奮投〟したが足攻めに屈した。
三井ＲＤは初回、慶大野球部出身の新人 1 番川崎（23）がいきなり２塁打を放ち、暴投で３進。さらに相手守備の乱れを突いて難なく生還。あっという間に同点に追いついた。
３回には、無死１ , ２塁から川崎が適時打を放ち１点をリード。再び同点に追いつかれた５回には、２死から３番井上が四球で出塁すると２盗と暴投で三進、捕手の送球エラーでそのまま生還。
さらに同点に追いつかれた７回には、この回先頭の川崎が猛打賞となる安打を中堅前に放ち、２盗を決め、次打者で３進したあと、井上の内野ゴロの間に生還してサヨナラ勝ちを決めた。
川崎と井上はそれぞれ２盗塁を決め、４得点に全てからんだ。
藤森投手は再三ピンチを迎えたが、いずれの回も最小失点に抑えた。
三平建設は初回、四球で出塁した１番清水を３塁に置き、４番大野が左翼越え２塁打を放ち１点先取。１点ビハインドの５回には、１死から３番梶原が安打し２盗を決めたあと、５番有村が中堅前に運び同点に追いついた。
再びリードを許した７回には、２死から大野が敵失で出塁、意表をつく２盗を決め、続く有村の中堅前安打で生還。しぶとい攻撃力をみせたが、あと１歩及ばず。敗れはしたものの、次戦に期待を抱かせた。
三 平 打安点
⑤ 清 水３ ０ ０
⑧ 柴 田４ ０ ０
⑥ 梶 原４ １ ０
① 大 野４ ２ １
② 有 村３ ２ ２
④ 斉 藤４ ０ ０
⑨ 山 水３ ０ ０
⑦ 財 津３ ０ ０
③ 小 平３ ０ ０
振球犠
５ ２ ０ 31 ５ ３
…………………
三井ＲＤ 打安点
⑥ 川 崎４ ３ １
⑤ 小 澤４ ０ ０
③ 井 上３ ０ １
⑦ 鈴 木３ １ ０
② 保 立３ ０ ０
④ 池 田３ ０ ０
⑧ 伊 藤３ １ ０
⑨ 岩 淵１ １ ０
① 藤 森３ １ ０
振球犠
０ ３ ０ 27 ７ ２
…………………
投 手回安振球責
大 野 6.1７ ０ ３ ２
……………………
藤 森 ７ ５ ５ ２ ２
２塁打 大野 川崎
鈴木
○保立監督 三井不動産販売と選手の取り合いだから大変。これまで三井不販に出ていたのは僕と、井上、鈴木、池田ら（と試合前）
●大野 また太ったかって？ 90キロ。ちょっと太ったかな（堂々たる太鼓腹は風格があるが、相手の足攻めに屈した）
●高谷 多少は若返ったが、年々歳を取るばかり
大活躍した三井不動産ＲＤ川崎選手（左）と井上選手
三平建設の大野投手（左ょと有村捕手。二人がチームを引っ張る
（牧田司記者 平成20年４月16日）