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ここを買わずしてどこを買う

生活利便施設が揃うプロパスト「プラーサ・ヴェール」


「プラーサ・ヴェール」完成予想図


坪単価140万円弱の全524戸 今年の売れ行きbPマンションになるか

 今年の郊外マンションで売れ行きナンバー 1 になりそうなマンションを見学した。プロパストが近く分譲する「プラーサ・ヴェール」だ。

 物件は、総武本線・成田線四街道駅から徒歩7分、千葉県四街道市鹿渡字熊谷台で建設中の20階建て全524戸の規模。専有面積は約75〜110平方b、価格は未定だが、3300万円台が中心で、坪単価は140万円弱になる模様だ。竣工予定は平成21年秋。設計・施工は前田建設。

 記者は、デルルームを見てこれは売れる≠ニ確信した。売れる要素がほとんど全て揃っているからだ。

 まず立地。駅から現地までのアプローチは駅前の幅員が20b以上ある大通りを一直線に進んで右折したところ。申し分ないアクセスだ。現地は区画整理事業地の一角で、元精工舎の研究所跡地。敷地南側には国立上志津病院、東側には中央公園、西側はイトーヨーカ堂、北側は都市広場と文化・教育施設用地。このほか、市役所、小学校、図書館、図書館、消防署、夜間診療病院などが徒歩1〜2分圏内にある。幼稚園、保育園、中学校、高校なども徒歩10分内外に揃っている。四街道ICにも4分だ。

 つまり行政、商業、文化、教育、公園などあらゆる都市施設が揃っている。これほど生活利便施設が揃っているマンションは、首都圏のどこを探してもないだろう。

   
「プラーサ・ヴェール」完成予想図

 建物は、通常なら15階建て程度になるところを総合設計制度の認定を受けて20階建てとしている。外観は、南、東、西棟ともそれぞれ異なった市松模様のガラス素材を用い、圧迫感を与えないように配慮。敷地東側の建物は 40 メートルセットバックして公開空地とし、サクラの既存樹なども残している。

 基本性能・設備仕様もこの沿線の物件としてはトップクラスだろう。居室ドアを全て引き戸にしたプランも提案している。「二期リゾート」と提携、様々なサービスの提供を行なうほか、入居後1年間は「サークル支援」などコミュニティの形成支援も行なう。

 すでに事前内覧会の段階で約150戸の要望書を得ている。販売戦略にもよるだろうが、一挙に売ろうと思えば半年で完売できる物件だ。

 同社のイメージ戦略は、他社と一味も二味も異なっているが、パンフレットに用いられている油絵のイラストがまたいい。モディリアーニのようでもありマティスのようでもある。楽しい家庭の雰囲気が伝わってくる。

 このプロジェクトを担当している同社の天谷直樹氏も和田裕花さんも異口同音に「この物件を買わずしてどこを買うのだ」「今年の売れ行きナンバー1、横綱のようなマンションといわれたい」と語っている。


左から天谷氏、和田さん

(牧田 司記者 3月31日)

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