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リブゼ<}ンションの東洋ホームが自己破産申請

 

 帝国データバンクの報道によると、神奈川県横浜市に本拠を置き、リブゼ<Vリーズのマンション分譲事業を行っている東洋ホーム(丸山尚一社長)が2月29日、横浜地裁へ自己破産を申請した。

 同社は、1982年(昭和57年)5月に設立。2007年6月期には売上高約111億円を計上した。

 報道によると、景気先行きの不透明感の浸透により、一次取得者層の購買意欲が減退したことや、改正建築基準法の施行による影響から分譲マンションの販売が思うように進まず資金繰りが悪化。分譲マンション建設予定地を転売するほか、賃貸物件の売却によりしのいできたが、支え切れずに今回の措置となったようだ。負債は約94億円。

 今年に入って、不動産関連の大型倒産はグレイス、日東工営、アジャックス、第一住創に次ぎ5件目。

 

(牧田 司記者 2月29日)

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