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藤和不動産 春日部市初の超高層マンション

「BELISTAタワー春日部」モデルルームオープン


「BELISTAタワー春日部」完成予想図

 

 藤和不動産は1月15日、エルカクエイと共同で開発を進めている埼玉県春日部市の26階建て超高層マンション「BELISTAタワー春日部」のモデルルームを1月26日(土)からオープンすると発表した。

 東武伊勢崎線・東武野田線春日部駅から徒歩6分に位置し、総戸数は152戸(販売戸数144戸)。粕壁三丁目A街区第一種市街地再開発事業の一環として分譲するもので、市内初の超高層マンション。設計・監理は久米設計、施工は大林組。完成予定は平成21年1月下旬。

 建物外観は、景観との融合と歴史の継承を考え、粕壁宿の名残として今も存在する「蔵」を連想するグレーとホワイトを基調に、かつて当敷地にあった「赤壁」を継承するレッドをアクセントカラーにする。

 住戸プランは全6タイプで、専有面積は65.79〜90.45u。全住戸が南東・南西向き。オール電化、駐車場設置率100%などが特徴。

 マンションのほか保育所や子育て支援センター、図書室や体育室などが揃う児童センターなどの公共公益施設、フィットネスクラブなどが入る地上6階建ての中層棟も建設される。

 分譲単価は未定だが、155万前後になる模様だ。記者は、計画が発表された昨年の段階では170〜180万円と予想したが、それよりもかなり低くなりそうだ。市況悪化から価格を抑制したと思われるが、「ららぽーと」の開業、再開発の進展によって春日部のポテンシャルは上がっており、この単価はユーザーにも割安に映るに違いない。

 

(牧田 司記者 1月15日)

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