RBA HOME> RBAタイムズHOME >2008年 >

 

 藤和不、3年後経常120億円目指す(新経営計画)

 

 藤和不動産は2月21日、平成21年3月期を初年度とする3カ年のグループ中期経営計画「START NEXT50(平成21年3月期〜平成23年3月期)」を発表した。

 同社は平成17年3月、「TOWA Next Stage 〜藤和不動産グループ新事業計画〜」を策定したが、平成19年3月期には利益目標を1年前倒しで達成。目標を上回って3カ年を終える見通しとなった。

 今回発表した新中期経営計画では「将来を見据えた安定的かつ継続的な成長の出発点となる3カ年」と位置づけ、マンション事業を核としながら、事業のポートフォリオに将来の収益の柱となる新たな分野を加え、社会や市況の変化に左右されず、将来にわたって継続的な成長を実現する足掛かりの 3 カ年とするとしている。

 マンション事業では、「BELISTA」ブランドを強化し、同社グループと三菱地所グループによるマンション分譲業界におけるトップグループの地位を目指す。宅地造成、賃貸住宅、その他新規事業分野へも進出する。仲介・PM事業も強化する。

 最終年度(平成23年3月期)末の数値目標では、連結売上高2290億円、連結経常利益120億円、自己資本比率17.0%(平成20年3月期予想15.4%)を目指す。

 

(牧田 司記者 2月21日)

ページトップへ戻る